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2005/12/29

ズレの弊害

一通り3次元モデリングが終わりました.
ここまでは予想通り早かったです.

Std002の配置が決定!などと言っているそばから金型デザインに変更が入っていたりするのですけれど,干渉検査中にパーツ形状そのものにちょっとした問題が発生しました.

Std.002では,厚み方向のピッチが基本ピッチ(10mm)よりも狭くて3.5mm/7mmになっているのですが,例えばStd002-01にStd002-13をはめるとStd002-01のΦ3軸とStd002-13の板が干渉してしまいます(下図の青い部品).
そこで,干渉を取り除くようにStd002-13の板を切り欠いたのが下図のピンク色のパーツで,二種類考えました.

collision_check_std002_13-a

collision_check_std002_13-b

いずれの形状でも干渉は取り除けるのですが,よくよく考えてみると同様の形状はStd002-13だけではなく,しかもStd001にもOpt001にもあるんですよね...

と,いうことで,この干渉は無視することにしました(^_^;)
戦略的撤退というところでしょうか(^^ゞ
もしこのような組み方を前提とする作例を考えた場合には,Opt版で対応するという方向で!

設計の苦悩の一端を感じていただけましたでしょうか?(^_^.)

最後にStd.002配置図の最新版を部品番号付きで載せておきます.
まるで間違い探しの問題を出している気分になってきました...
2005122901

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