金型加工の進捗(2)
キャビ側入れ子のMC加工は工具も折れず無事に完了しました。
今日は昼からコア側入れ子のMC加工が始まっています。
MC加工が終わったキャビ入れ子(画像)は、このあと放電加工やランナー加工、文字彫刻、コアピンの勘合調整、ゲート加工などを行います。
今日はキャビ側の放電マスタのモデリングをしましたが、33種類になりました(^_^.)
それでもOpt.002の時は50種類以上だったので、今回はかなり節約できました(^_^)v
あとはコア側の放電マスタですが、キャビ側と共用だったり、そもそもキャビ側に比べて意匠が少ないのでおのずと放電マスタの種類も少ないんじゃないかと思います。
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コメント
金型加工も進歩しましたが、鋼材
も進化していますね。突き出しが長い
ポケット加工もS-MAGICっていう新型SKD11
をつかうと驚くほど加工できます。
切れ味抜群って感じですね。
投稿: DIRECT | 2008/02/18 09:11
放置プレイでごめんなさいm(v_v)m
S-MAGICは日立の冷間ダイス鋼ですね。
SKD-11は時々使うことがありますが、Joint系には硬いかなぁ。
現状はPX-5を使っていますが、硬度的には不満はありません。快削ですし、何より安いですし(*^_^*)
切削だけで終わればめちゃくちゃ楽なんですけどね・・・
投稿: 電柱小僧@T-Square Lab. | 2008/04/06 00:41
それならCENA1ってのもありますね。
今話題の。
投稿: 山瀬 | 2008/04/29 00:10
SMAGICは熱処理やさんのはなしだと、熱処理精度がいいらしいですね。
投稿: たけのこ女神 | 2008/08/20 17:13
SLD-MAGICは凄いらしいですね。
熊本県の産業技術センターの60HRC
プリハードン加工。ミストだと工具
摩耗がほとんどない結果になっている。
60HRC加工ビジネスがより熱処理技術
と複合化して立ち上がるかもしれない。
投稿: 山岸 | 2009/01/05 15:49
新鋼種にはニュービジネスの香りがありますね。素材が変わるといろいろな分野のビジネスチャンスが出てきますからね。
投稿: 特殊鋼屋 | 2009/01/27 01:34
なんか「ニュービジネス」って言葉危険な感じ。私は元々プリハードン鋼なるものは、頭の悪い技術者のためにあって、本当の金型製作の合理性は、加工後に熱処理をして硬くするということを信じています。
プリハードンを名乗って、一端の金型技術者を名乗る奴は、大概、軟弱なプラスチック。こういう安易な技術と金属成形技術を一緒にしてもらいたくないという思いが募ります。早く、韓国や中国に移転してしまえばいいものを、プラスチックが金型の王者と言わんばかり。確かに金型製造量は多いけどハイテクではないので、安易な道を進んだ愚か者の行く末を見つめて行きたい。
投稿: ヤマナカ | 2009/02/19 23:58
これですか、日立金属さんの開発した世界最強の特殊鋼とは。PVD処理なんかに最適らしいですね。
投稿: 草薙 | 2009/02/21 19:26
表面処理屋さんや熱処理屋さんにも好評ですね。もともとは金属加工屋さんで評判でしたが。
投稿: 八坂 | 2009/02/25 21:12
表面処理は認めていない。表面処理なしの性能が素晴らしい。コーテイング屋がSLD-MAGICを基材として使いたがるのは自らの技術の低次元性を露呈せずにカッコ保ちたいからだろ?
とにかくSLD-MAGICの開発者が半世紀近くもトライボロジストが夢見ていた境界潤滑の原理を解明したのは微動だにしない。
投稿: ドライプレス屋 | 2016/12/26 02:50
そうですね。冷間摩耗というか耐焼付き性がいいところがあまりよく伝わっていないですよね。開発者の久保田博士が去年、内燃機関シンポジウムでお話ししたのは、潤滑油との相互作用でこういった性質が実際の機械では必要でそこで性能を発揮すると。
投稿: CCSCモデルファン | 2020/02/11 19:28
ダイセルがサステナブル経営戦略の一環として中国で巨大ポリアセタールプラント建設計画を発表。世界首位の足固めを行う。まさに進撃の巨人だ。
投稿: ラマン分光ファン | 2021/01/11 02:14