Fi-Dia Block(s)の規格
Fi-Dia Block(s)(と、類似商品)を作る際、基本である直径5mmの♂ジョイントや♀ジョイントを正確に作ることはもちろんですが、パーツ設計の際にボールのピッチや♀ジョイント周りの形状について寸法の規格化を行い、Std版などを中心に採用しています。
この規格を「標準ピッチ規格」と呼んでいます。
標準ピッチ規格には、ジョイントの勘合に関する形状など、秘匿すべきノウハウに関する項目が含まれていませんので、今までも身近な人たちには公開してきました。使ってもらえるかどうかは別にして。
今回、みどりんさんからアイデアを頂いて、ふと、Fi-Dia Block(s)の標準ピッチ規格をホームページ上で公開していなかったことに気が付き、JointFactoryの製品情報ページにて公開しました。
同じものですが、こちらでも公開しておきます。
Std版のような汎用的なパーツに限らず、できるだけ広い範囲にこの標準ピッチ規格を適用していきたいと考えていますが、標準ピッチ規格の図面をご覧いただくとわかるように、試行錯誤を重ねて何度か改版してきました。
現バージョンになってそれなりにこなれた規格になり、今後、大きな変更はないと思います(大きく変更するとしたら、スクラップ&ビルドすると思います^_^ゞ)。
今後、新しいパーツを作る際に、全てこの規格を満たすようにするという訳ではありませんし、むしろモ●●ックのように「安全寄りに策定された規格をあえて無視し、ギリギリに挑戦する」なんて可能性もあります。
ただ、パーツ同士の勘合や受けの寿命などを考えると、基本的にはこの標準ピッチ規格をベースにしてパーツ設計を行うことになると思いますので、新しいパーツの設計に興味のある方は、一度は標準ピッチ規格の図面をご覧いただきたいと思います。
より精細なPDFファイル(64KB)はこちらからどうぞ。
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