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2006/01/27

★Fi-Dia Block(s)の作り方(1)

1 製品 1-1 製品企画 まずはじめに製品のコンセプトを考えます.
大雑把に言うと,基本的な形状(Std版)を作るか,作例と組み合わせた意匠性の強い形状(Opt版)を作るかを決め,テーマや作例を検討します.
ちなみに,Std.002のテーマは「ズレの表現」です.
コンセプトに沿って新たにラフスケッチを作ったりもしますが,普段から書き溜めたメモも参考にします.

 

 

1-2 2D基本設計 バリエーションを作り,作成するパーツを検討するために二次元CADである程度正確な形状データを作ります.
特にピッチ,輪郭形状はできるだけ正確に作っていきます.
パーツを特徴によって整理し,並べることで機械的にバリエーションを増やしていくことができ,また抜けているパターンを見つけやすくなります.
フレームに配置できる数や♂ジョイントと♀ジョイントのバランス等を考慮して,作成するパーツを仮決定します.

 

 

 

1-3 3D詳細設計 三次元CADを使ってそれぞれのパーツを正確にモデリングします.
Fi-Dia Block(s)の場合♀ジョイントの周りは共通な形状であることが多いので,パーツライブラリ機能を使って基本形状として登録し,参照することでモデリングの作業量を軽減することができます.
また,三次元CADを使うことで組み立て時の干渉検査や可動範囲の確認が可能です.
想定した組み合わせに問題が出る場合は製品形状を修正しますが,修正の範囲が大きい場合には2D基本設計へ戻って検討しなおすこともあります.

 

 

2006.01.27作成
2006.01.27更新

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