2016年1月
2016/01/31
2016/01/28
2016/01/27
Fi-Dia Block(s) Ent.001 Fighting Sparrow 開発の思ひで
Fi-Dia Block(s) Ent.001【Fighting Sparrow】は飛行形態とロボット形態が完全変形(差し替え無しで変形)できる1枚構成のフレームです。
開発を始めたのは2007年5月頃でした。
テーマは「飛行機とロボの完全変形」「1枚のフレーム」でした。
既存パーツの余分なジョイントをカットしたり接着剤でくっつけたりしながらいくつか案を作成し、比較検討してベースとなる作例を決めました。
この段階では現物のフレームを使ってパーツ配置を検討しました(写真では一つパーツがはみ出していますねー)。
この案でテーマを満たせそうだということになり、3D-CADでモデル作成を始めました。
3Dモデルで変形時の干渉をチェックしたり、ブログに画像を公開してデザインのブラッシュアップを進めました。
ブログに初めて公開したのはこの記事(2007/5/30)です。懐かしいです~
製品形状がFIXしたのはこの記事(2007/6/30)ですから、開発状況の公開を始めてちょうど一ヶ月目でした。
その後金型の設計・製作を進め、最初のトライ成形をした結果がこの記事(2007/7/30)ですから、金型の製作期間もちょうど一ヶ月でした。
なお、当時の開発状況は当ブログのエントリー「FiDia(Ent)」でご覧いただけます!
こうして完全変形のFighting Sparrow(Fi-Dia Block(s) Ent.001)は完成しました。
2016年2月7日(日)に幕張メッセで開催されるWonder Festival 2016 [冬] 6-31-07 DOUJIN HOOPS & T-Square Lab.でもFighting Sparrowを展示・販売しますので、是非現物を会場でご覧下さい!
2016/01/26
WF2016[冬] 販売品のお知らせ~♪
2/7(日)に幕張メッセで開催されるWonder Festival 2016 [冬]での販売品をお知らせします。
1. FDFA10a
2. FDF213f
3. FDFA13g
4. FDF215a【新作】 5. FDX07b Fighting Sparrow ファイティングスパロー(Fi-Dia Block(s) Ent.001)
6. 家ネコ feat. Fi-Dia Block(s)(Fi-Dia Block(s) Ent.002 )
DOUJIN HOOPS & T-Square Lab.の卓番号は「6-31-07」です。
会場でお待ちしております~(^_^)/~
<2016.4.27一部修正>
2016/01/25
面の滑らかさの確認方法
指先のモデリングをしてみました。
パラメトリック系のCADでは綺麗な面を作りづらい形状です。
曲面の連続性(隣り合う面がどれくらい滑らかに繋がっているか?)を調べるとき、簡単な方法として縞模様を投影するゼブラマッピングで表示します。
縞模様が折れ曲がっている場所がありますが、この場所は「接線連続」で滑らかに繋がっていることを表しています。
接線連続というのは「隣り合う曲面が接する場所の法線ベクトルの向きが同じ(ここでは面なので法線ベクトルと言っていますが、二次元で考えると「隣り合う線の接線ベクトルが真反対を向いている」と同じ)」状態のことで、G1連続と呼ばれます。
G1連続よりも滑らかな繋がりをG2連続(曲率連続)といい、「隣り合う曲面が接する場所の法線ベクトルの向きと長さ(曲率)が同じ」状態のことです。
さらにG3連続というのもあって、G2に対してさらに「法線ベクトルの長さの変化率も同じ」状態です…
…
文章だけで説明するのは難しいですねぇ。
興味がある方はWF2016[Winter] 6-31-07 DOUJIN HOOPS & T-Square Lab.卓に来ていただければ、説明しますよ!
以上、宣伝でしたm(v_v)m
2016/01/24
2016/01/22
2016/01/21
2016/01/20
通販情報<2016.01.20>
本日、Fi-Dia Block(s) Ent.002 家ネコの新色「ピンク」を通信販売に追加しました!
ぜひ、ご利用下さい!
また以下の商品が完売しました。
どうもありがとうございました!
- Fi-Dia Block(s) Ent.001<黒>
- Fi-Dia Block(s) Ent.001<ダークグレー>
- Fi-Dia Block(s) Ent.001<ポップブルー>
- Fi-Dia Block(s) Ent.001<ポップグリーン>
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2016/01/19
WF2016[冬] 卓番号のお知らせ~♪
2/7(日)に幕張メッセで開催されるWonder Festival 2016[Winter]にDoujin Hoopsさんとの合同で「Doujin Hoops & T-Square Lab.」として出展します。
卓番号は 6-31-07 です。
今回は「はじめてのxxxxxxxxx」を展示します!
女の子ブロックトイ・フィギュア・プロジェクトの実験として製作しているものなので、どのような結果になるのか想像できません…
WF前にも続報をお伝えする予定です。
どうぞお楽しみに!私も楽しみです\(^o^)/
今回のWFでの新作/新色は、新レシピと家ネコ(ピンクバージョン)です。
実は、家ネコ(ピンクバージョン)は前回のWF2015[夏]でリリースする予定でしたが間に合いませんでした(^_^ゞ
また初お目見えは昨年のAK-Garden 9でしたが持ち込んだ分が完売してしまいました。
こちらもどうぞお楽しみに(^_^)/~~~~
2016/01/18
2016/01/11
2016/01/10
Facebookページのご紹介をブログ(ココログ)でしてみる。
Joint FactoryはサークルT-Square Lab.によるブロックトイFi-Dia Block(s)の活動報告の場です。
ブログ(ココログ)http://jointfactory.air-nifty.com/、Webページhttp://jointfactory.info/、Twitterhttps://twitter.com/jointfactoryとfacebookhttps://www.facebook.com/JointFactory.T2Labで活動しています。
私の環境では画像や写真、動画の投稿はfacebookが一番やりやすいので、金型製作レポートやイベントレポートはfacebookで行うことが多いです。
一般の方は見る機会が少ないであろう金型製作工程の動画もアップしてありますので、facebook版Joint Factoryもぜひご覧ください!
facebookに登録しなくてもご覧いただけます。
2016/01/09
全体のバランス…
全体のバランスが悪いという指摘があり、調整作業をするべく資料作りをしています。
現状では元絵に重ねてモデリングをしていますが、各パーツの差は小さくても全体のバランスには大きく影響しているようです。
こうして見ると「これじゃない感」が………orz
また元絵はマンガのための設定資料のため、そのままフィギュアにするとそれらしく見えないかもしれません。
ミニカーのようなデフォルメが必要なのかな?
さらにCAD上では現物に比べて輪郭や細かな部分がハッキリと見えるので、これも混乱の要因です。
そこで現状確認のために造形サンプルを製作することにしました。
うまく作れたら2/7(日)開催のWonderFestival2016[冬]@幕張メッセにて展示しようと思っています。
乞うご期待!
2016/01/06
腕と脚の可動範囲
可動フィギュアにとって大切な要素の一つは「可動範囲」です。
色々なポーズを決めるためには可動範囲は広い方が良いですが、可動範囲は構造やパーツ形状によって決まります。
Fi-Dia Block(s)はABSという変形しにくい樹脂材料を使用していますので、可動範囲を広げるためには(1)二重関節を使用するか、(2)動く範囲の干渉を除去するしかありません。
二重関節はお手軽な方法ですが、動きが自然ではないので私はあまり好きではありません。
人間の肘や膝は二重関節ではありませんから自然な動きにならないのは当然です。
Fi-Dia Block(s)フィギュアでは可動範囲を広げるために干渉を除去した結果、肘、膝とも回転角135度とねじれ方向の可動を実現しました。
二重関節を使用しない場合の可動範囲135度はまぁまぁかなと思いますが、どうなんでしょうか?
2016/01/05
後ろ髪(仮2)と細かな調整
後頭部(後ろ髪)のモデリングをしてみましたが、なかなか「それらしい」形状になりません。
髪の毛の表現は難しいですね。
資料やサンプルが少ないせいもあるのでしょうが、意匠デザインのセンスがないことがイチバンの問題でしょう(;д;)
製品化を前提にモデリングを進めています。
このまま製品になるわけではありませんが金型構造を考慮しながらモデリングを進めていますので、意匠デザインさえ何とかなれば…
こんなふうにすればそれらしくなるとか、見栄えが良くなるなど、特に意匠関係のご意見を絶賛募集中です!
よろしくお願いしますm(v_v)m
その他、パーツの干渉をクリアする修正を進めました。
現時点では後ろ髪(仮2)の先っぽが胴体に少し刺さっているくらいlです(^_^.)
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さて、怒涛の2015年末進行はひとまずこれで終了です。
2/7に幕張メッセで開催されるWonder Festival 2016[W]まで作業を進め、何かしらの発表をしたいと思います。
頑張りまーーす!
2016/01/04
顔と前髪(後ろ髪は(仮)です)
頭部のモデリングをはじめました。
顔を構成する曲面はのっぺりしていて画面上での形状確認がしづらいため、3Dプリンタなどで「形」にしてみないとよく分りません(^_^ゞ
前髪はキャラクターデザインの特徴のおかげで何とか見れる形になりましたが、まだまだ課題が多いです…
後頭部(後ろ髪)は(仮)の状態で、リボンは以前の流用です。
頭部の構造については前回までより少し変更しました。
以前は「顔+後頭部+前髪+後ろ髪」の4パーツ構成でしたが、今回は「顔+後頭部(後ろ髪)+前髪」の3パーツ構成にしました。
変更の一番の理由は「スケール変更によりサイズが小さくなって♀ジョイントが入らなくなった(>_<)」からです。
髪の毛はもともと、後々バリエーションを増やすために「♀ジョイントを配置しない」方針でしたが、これも堅持できました。
ということで構造的にはうまくいったと思うのですが、肝心の意匠が………がんばります。
また全体の検討過程で腰回りのジョイント構造をシンプルにするアイデアが浮かび、モデリングしてみました。
こちらはなかなか良い感じです。
いままで脚の接続は左右独立した♀ジョイントを胴体内に設置していましたが、胴体の前後を繋ぐための♂ジョイントと合せて一つのパーツにしました。
以前の構造は「家ネコ」と同じなのですが、♀ジョイントを斜めに配置できる反面、少し組み立てづらい構造でした。
女の子フィギュアは脚の接続が二重関節になっているので♀ジョイントを斜めに配置する必要がなく、可動範囲を犠牲にすることなくシンプルにすることができました。
これで組み立てしやすくなると思います。
次は仮の状態になっている後ろ髪と手(もしくは足)のモデリングをしたいと思います。