作例・・・
★ヨット
★さらし首
暑さの所為かな・・・
なんとかT1を終えました。
興奮が冷めて冷静になると、T1とは言えもう少し何とかなったんじゃなかったのかなぁ?と思えてくるから不思議です。金型の方はそんな出来です。
でも、意匠としては大満足です!
今回はきちんと隙間を管理して設計したので、干渉もなく、各部がすっきりと収まります。
あ、干渉は一箇所ありました。変形時に尾翼を回転させるんですけど、外れそうな、外れなさそうな微妙な状態でした(^_^ゞ
と、いうことで、(干渉以外の)調整だーーーーー!
でもでも、ジョイント部を追加加工して調整するなんていう愚かな行為はしませんっ!
だって、問題はソコではないのですから・・・
うぅぅぅ・・・・
やっと負のスパイラルから抜け出せた・・・
昨晩最後にセットした放電加工の深さが足りず、でもまぁこれは想定の範囲内だったので「0.01mm下げて、スタートボタンをポチッとな!」とお気楽でした、今朝の時点では・・・
深さ方向の寸法が出ない(-_-;)
三度目に「まさか、放電マスタが斜(なな)めっている(造語)のか!?」とセッティングを見直すと、放電マスタの両端(約25mm)で高さの差が0.03mmもある(*_*)
これじゃ、ダメだよなぁ・・・
それで、放電マスタをセッティングしなおし、やっと寸法が出ました。
やっぱり油断があったのかなぁ?(>_<)
ともあれ、現在加工している放電マスタを含めて4種類です。
一応、吉と出ました(^_^)
本日最後の放電マスタをセットし終わり、今、加工を開始しました。
これで、この放電マスタを含めて残りは5種類です。
ホッと一安心・・・(^_^)
それでは、帰ってシャワーを浴びて寝ます。お休みなさいm(v_v)m
またまたすぐに終わってしまったので、調子に乗ってもう一つ追加しました。
浅いリブ形状は早い!!
さて、この追加が吉と出るか、凶と出るか。
調子が良いときこそ、ミスに気をつけなくちゃ。
ここにきてちょっとしたことにこだわってしまい、めちゃめちゃ時間がかかってしまいました(;_;)
いま加工している放電マスタを含めて8種類です。
次は長めのをセットして、帰って寝ます。
実は昨日(0時を回ったから一昨日だな)、Fi-Dia Block(s) Opt.002の量産成形(ただし数は少なめ)を行いました。
たまたま今まで使ったことがない色の材料があったので、それで成形してみました(^_^)
まだ色の名前を決めていませんが、「ライトグレーをさらにライトにした、かなり白に近いグレー」です。
少なめと言ってもイベントで売り切れちゃうような数ではないので、Ent.001のリリースと同じタイミングで通販に乗せたいと思っています。
それと、こちらはイベント限定ですが、少し変わった色を出せるかもしれません。
材料の手配は終わっているのですが、非常に高価なことと、タイミングの問題でごく少量しか確保できませんでした。
実際に成形してみて、見栄えやジョイントの勘合具合によって売り物になるのかを判断することになりますが、サンプルを見る限りではかなり楽しみな色です。
どんな色なのかは成形を行ってから発表します。
PostScript...
百式カラー(つまり金色)も魅力的だったんですけど、これは次回以降のお楽しみ!
今日、放電マスタのMC加工がすべて終了し、キャビティ側入れ子はすでに組み上がり、あとはコア側入れ子の放電加工と組み立て調整のみとなりました。
今放電加工中のコア側入れ子もすでに1/4くらい終わっているので、順調に行けば(いや、是が非でも)今晩と土、日で放電加工を終わらせ、月曜日の朝一番に組み立てを行い、午後にはトライ成形というシナリオです。
貫徹という年でもないので、今日の作業はあと二時間くらいかな。最後に加工時間が長めの放電マスタをセットして今日は終了します。
あー、組立説明書も作らなくちゃ。
WF2007[夏]まであと2週間と少しとなり、本日WF事務局から最終案内書が来ました.
(8/12・東京ビックサイト)
WF2007[夏] A14-07 T-Square Lab.
ゆりかもめ国際展示場正門駅から東展示場へ向かい,左側一番手前「東4ホール」の一番手前の入り口を入って左手中央です.
展示や販売の内容については改めてお知らせします.
コメントをいただく際に、メールアドレスの記載を必須に設定しました。
記事にリンク等で公開されないことをテストして確認しましたので、今後は記載をお願いしますm(v_v)m
・・・
だって、直接連絡を取りたくなることもあるんですもん・・・
昨晩はココログがメンテナンスのため記事を投稿できず、折り返し地点における軽いトリップ状態を公にできなかったのは果たして良かったのか、悪かったのか・・・?
と、いうことで、キャビ入れ子の放電加工が終了しました!\(^o^)/
放電マスタのMC加工用データの作成はすべて完了していますし、MC加工も程なく終わるでしょう。
週明けのT1に向け、今日はゆっくり寝て、週末にかけての本当の追い込みに備えたいと思います。
Fi-Dia Block(s) Ent.001のパーツ紹介第四弾です。
今回は、Ent.001-18~22です。
【Ent.001-18】
説明の必要はありませんね・・・
【Ent.001-19】
ロボの足になるパーツです。見えている面が足の裏ですね。
ジョイントは♀が一つなので、カバーパーツとして色々と使いたいと思い、エアインテークっぽい意匠をくどくどと付けてみました。
【Ent.001-20】
ロボの脛になるパーツです。
ジョイントの配置は基本パーツといえますが、肉抜きのために薄くしたり、凹を付けています。
平らな面はヒケるとみっともないのでフィンの意匠を入れていますが、どのくらい効果があるのかちょっと心配です(^_^.)
裏側の両端は♀ジョイントがあり、中央部は肉抜きしてあります。
【Ent.001-21】
ロボの太腿になるパーツです。これも基本パーツですね。
このパーツとあるパーツを組み合わせてあるモノを作ることを考えて意匠を入れました。
基本パーツとして使うことを考慮して、意匠は出っ張らないように付けています。
そのため、あるモノを作るために欲しかった意匠を一つあきらめて、現在の形になりました。
勘の良い人なら簡単かもしれませんけど、どういうモノを作りたかったかはトライ成形品が出てきたら実際に作って公開します。
【Ent.001-22】
ロボの胴体になるパーツです。やはりこれも基本パーツですね。
初期のテスト作例では腰まで一つのパーツだったんですけど、腰を捻ることができるようにEnt.001-16と分割しました。
裏側の中央部は♀ジョイントになっていますが、ここに飛行形態時の顔カバーを付けることになり、肉抜きとジョイントの凹の組み合わせを工夫しました。
以上でFi-Dia Block(s) Ent.001のパーツ紹介は終了です。
自分としては顔(04)、機首(06)、足(19)の出来上がりを楽しみにしています。
成形してみるまでわからないんですよね~。
MC加工用のデータはCAM(Computer Aided Manufacturing)で作ります。
こんな感じです。
グレーの形状が「放電マスタ」で、ピンクの線が工具の動く「パス(軌跡)」です。
この放電マスタは20mm×15mmのブロックから削り出しますが、荒加工から仕上げ加工までのパス計算に約15分かかりました。
ちなみに、入れ子のMC加工用データも同じように作りますが、対象物の大きさや複雑さが放電マスタとは比べ物にならないため、計算にかかる時間も桁違いです。
今日から放電マスタのMC加工と、キャビ側入れ子の放電加工が始まりました。
あとは慌てず騒がず粛々と作業を進めるだけです。
でも、放電マスタの数を考えると少し気が遠くなりそう(*_*)
地獄は見なくて済みそうだけど・・・
T-Square Lab.メンバーのかぶクンがブツ撮り講座・のようなものでレジン複製の活動報告をはじめました。
「レジン複製時にジョイントパーツを埋め込めないものか?」という疑問をきっかけにはじめたのですが、後々「金型では作り辛かったり、少量あれば十分なパーツ」をレジン複製で作りたいということで活動が本格化してきました。
WF2007[夏]まですでに一ヶ月を切っていますが、WFまでに原型製作からシリコン型作成、レジン複製をもう一度行い、BLOGで経過報告をしていく予定です。
レジン複製時にジョイントパーツをインサートして本当に問題がないのか、メリットがあるのか、本当のところはまだわかりませんが、初めてのレジン複製では手応えを感じました。
新作と合わせて経過をお楽しみ下さい!
今朝まだMCが動いていたのでおかしいなと思ったら、コア側入れ子のMC加工は51時間くらいでした。
φ1mmのボールエンドミルは折れずに元気に加工中です。
#37時間はキャビ側入れ子のMC加工でした。
キャビ側入れ子のMC加工は工具も折れず無事に完了しました。
今日は昼からコア側入れ子のMC加工が始まっています。
MC加工が終わったキャビ入れ子(画像)は、このあと放電加工やランナー加工、文字彫刻、コアピンの勘合調整、ゲート加工などを行います。
今日はキャビ側の放電マスタのモデリングをしましたが、33種類になりました(^_^.)
それでもOpt.002の時は50種類以上だったので、今回はかなり節約できました(^_^)v
あとはコア側の放電マスタですが、キャビ側と共用だったり、そもそもキャビ側に比べて意匠が少ないのでおのずと放電マスタの種類も少ないんじゃないかと思います。
13日(金)(!!)の夜からキャビティ(固定)側入れ子のマシニングセンタ(MC)加工をしており、15日の明け方に完了予定です。
MCの調子が悪くて加工を始めるのが遅れてしまいました。
コア(可動)側入れ子のMC加工は37時間くらいかかるのですが、工具が折れずに加工が完了してくれれば連休明けにはMC加工が終了します。
その後は、放電マスタのデータ作成、MC加工、放電加工が延々と続き、最後に組み立て・調整を行うといよいよトライ成形です。
放電加工については当BLOGの記事放電加工で簡単に説明していますので興味のある方はどうぞ。
放電加工が始まったら、適宜写真をアップしたいと思っています。
当初の予定では21日(土)あたりにトライ成形できるかなと思っていましたが、一週間くらい遅れてしまいそうです。
まだ放電マスタがどれくらい必要なのかを把握できていないのが不安ですが、それでもワンフェス前に成形品をさわる時間を十分に確保できるくらいの余裕はありそうなので少しホッとしています。
Fi-Dia Block(s) Ent.001のパーツ紹介第三弾です。
今回は、Ent.001-12~17です。
【Ent.001-12/13】
画像のパーツは12で、対称形が13です。中央部の穴の方向が違うだけですが・・・(^_^ゞ
翼以外にも自由な発想でお使い下さいm(v_v)m
【Ent.001-14】
Std.002-14を短くした基本パーツです。
【Ent.001-15】
Opt.002-21の手がぐぅしました。
同じデザインですので、バリエーションとして使えます。
この流れで行くと、次の手はチョキかな?
【Ent.001-16】
基本中の基本パーツです。
♂ジョイントの長さを変えてあります。
【Ent.001-17】
ろとろとさんのリクエストを採用したパーツです。
作例では利用していませんが、他のパーツ(特に外装系)を取り付けるときに便利ですね。
あと、我がレジン複製班が実験中のインサート成形にも重宝しそうです。
Fi-Dia Block(s) Ent.001のパーツ紹介第二弾です。
今回は、Ent.001-07~11です。
【Ent.001-07】
最後の最後で追加になった、飛行形態時に顔カバーになるパーツです。
カバーパーツですので裏側に♀ジョイントはありません。
PL(パーティングライン:金型の合わせの境界線)が変化していて金型製作上メンドクサイデス(>_<)。
【Ent.001-08】
キャノピーをイメージしたカバーパーツです。
初めはもっと大きくて、Ent.001-07と似た形状をしていたんですけど(以下、略)
クリア材料で作ったら、よりキャノピーに見えるかな?
【Ent.001-09】
ロボ時の肩パーツです。
意匠の問題で高さが出てしまい、フレームの厚さ方向でわざわざズラして配置しました。
ロボを正面から見たときに面積がパーツなので、★シールとか市販プラモのデカールなんかを貼ったらカッコイイかなー!?
【Ent.001-10】
基本パーツですね。
ロボ時の足首パーツとして使用します。
「両面♀ジョイント+2×♂ジョイント」は初めてですが、Std.002-01等の他パーツの♂ジョイントをカットしても同じ形にならないように、2つの♂ジョイントの長さを変えてみました。
【Ent.001-11】
基本パーツにひらひらが付いてます。ロボ時の前腕になるパーツです。
初めはもっと大型のパーツ(3連♀ジョイント=10mmピッチ×2)だったのですが、ロボ時の腕が長すぎたため、2連の♀ジョイントになりました。
そのとき、意匠のために付けたリブを動かさずにそのまま残した結果です(^_^;)
また、裏側の♀ジョイントは繋がっています。
パーツの設計や作例の組立モデルを作るとき、SolidWorksというミッドレンジの3次元CADを使用しています。
#金型のモデリングには図脳Rapid3DProを使っています。 JointFactoryではこの3次元ソリッドデータからVRMLという形式に変換して、製品情報や作例資料のページで公開しています。
VRMLはCGなどで利用されるポリゴンデータの一種で、歴史も古く、単独で動くソフトのほかにブラウザのプラグインとして動くものもあります。
私は普段FireFoxというブラウザを利用しているのですが、FireFoxでも(もちろんIEでも)すんなりとインストール~動作をしたので、Cortona3D Viewerをおすすめしています。
リンク先の、上部のメニューからProducts->Cortona3D Viewerを選択し、Install Cortona VRML Client 5.1をクリックするとダウンロード/インストールページが表示されます。
インストールも非常に簡単ですし、比較的新しいPCならストレスなく動作すると思います。
組立図のわかりにくい部分なども立体的に見ることができてわかりやすいと思います。ぜひ一度お試し下さい!
お知り合いになったガレキ・ディーラーの方には随分前からアイデアとしてお話をしてきたんですけど、このたびT-Square. Lab.メンバーのかぶクンがやってくれました。
通常、ガレキパーツにボールジョイントを付ける場合、複製したレジンパーツに市販のボールジョイントを接着することが多いと思います。
Fi-Dia Block(s)ではStd.002-11がそういう目的で使われることを想定していますし、当然BJPMやGENEBLOCKなどにも同じ目的のパーツがあります。
でも、接着するのがなんとなく嫌だったので、せっかくなら複製するレジンパーツにジョイントパーツを埋め込めないものかと思っていました。
そこで、実際にやってみました! シリコンで型を作り、型にジョイントパーツをセットしてからレジンの複製を行いました。
樹脂成形でいう「インサート成形」です。
これがうまく行っちゃったんです(^_^ゞ
レジン部とジョイントパーツの間には思った以上の強度があって、ジョイントパーツが抜けるようなことはまずないでしょう。
今回は♂ジョイントでしたが、♀ジョイントもやりたいですねー>かぶクン
実際に複製したパーツの写真等、詳しくは今後かぶクン本人から報告をしてもらおうと思っていますので、ここでは結果報告だけにしておきます。
ワンフェス2007[夏]では「レジン複製時のジョイントパーツのインサート成形」についてコンセプト展示をする予定ですので、こちらもお楽しみに!
Fi-Dia Block(s) Ent.001のパーツを一つずつ紹介します。
まず最初は、Ent.001-01~06です。
【Ent.001-01/02】
画像のパーツは01で、対称形が02です。
Opt.002-27を基に変更を重ね、最終的にはF14やF15のエアインテークをイメージした形状にしました。
この画像だと少し見えにくいですけど、下側がエアインテークっぽいんですよ。
【Ent.001-03】
基本パーツですね。
Opt.001-22に似ていますが、上側の♀ジョイントの向きが違います。
【Ent.001-04】
もう何度も出てきましたが、顔です。
横顔も素敵でしょ?
リリース前からなんなのですが、後で別の顔に変更する場合でもこの顔へ戻せるように、最初から金型の駒を交換できるように作っています。
【Ent.001-05】
飛行形態時の垂直尾翼なんですけど、諸般の事情により随分小さくなってしまいました。
元々の大きさのパーツは形状的にも気に入っていたので、ぜひ今後のフレームで作りたいです。
【Ent.001-06】
飛行形態時の機首パーツです。
金型設計をしている過程でフレームに余裕があったので、最終的には随分長くなりました(^_^.)
今回の作例の通称名は「Fighting-Sparrow」なんですけど、スズメって言うよりツルとかサギっぽい感じになっちゃいましたね・・・
でも、翼の大きさとのバランスで「スズメ」ということにしよう<少し苦しい
特徴が強いので「見立て」という点から使いやすいパーツなのか、はたまた使いづらいパーツなのか・・・
楽しみでもあり、心配でもあります。
金型設計がほぼ完了しました。
もろもろの都合を調整した結果、フレームのパーツ配置はこんな風になりました。
次は、金型のモデリングです。
「置いて、引いて、割って・・・」です。わかるかな~?わかんないだろうな~?